top of page
神偉<sinki>
アイヌ民族に伝わる世界創成の伝承の一つ、チキサニカムイの伝説を、YOSAKOIソーランの作品としてオリジナルアレンジを加え創作しました。
地上世界を造ったカムイの1人コタンコロカムイ(フクロウの神)がこのお話の語り手です。
コロカムイ達が見張の為に造った樹に宿りし、絶世の美女神チキサニ姫、その美しさは、瞬く間に天上界でも噂になり、一度見てみたいと誰もが思いましたが、創造神は出来たばかりの地上世界への干渉を許しませんでした。
しかし、その言いつけを振り切り、地上世界へチキサニ姫を見に言ってしまった神がおりました。
創造神の弟にあたる強大な力を持つ荒神カンナカムイ(雷神)です。
このカンナカムイが自ら見惚れて足を滑らせたのか、はたまた天上界の陰謀なのか?
あろうことか、美しきチキサニ姫の上に真っ逆さまに雷神は落ちてしまうのです。
轟く雷鳴とともにチキサニ姫の上に落ちた雷神は、どうやら無事だったらしいのですが、チキサニ姫は炎に包まれすっかり燃えてしまいます。
しかし、この炎の中から新たな命が誕生するのです!!
後にアイヌの人々と幼少期を共に過ごし、青年期に数々の伝説を残す英雄、アイヌラックル(人間神)の誕生秘話こそがこの遨~すさび~&光一天の2014作品「神煒」のストーリーです。
歌詞
嗚呼
紅く煌く華
一片の舞い
月明かり照らす
朧げに
水面に映す夢
星に祈るは
儚げに
揺れる木々の想い
絶え間なく紬ぐ
命の紲
永久の祈りよ
想い届けと
カムイの華に
心高鳴りて
今宵駆け征く
舞い上がれ風よ
巡る想い乗せ
彩づく燈に
願いを込めて
溢れる熱き夢
駆け抜ける翼
暁染まる空
何処までもつづけ
bottom of page