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神瑞<かずい>

カムイのもたらしためでたい兆し。水(みず)を表す瑞(みず)で神瑞(かずい)。同音異義語の花の雄しべと雌しべの総称「花蕊(かずい)」も込められている。石狩川の源流を歌っている、石狩川流節を使って山河を作り上げた神々の姿を演じる作品であり、象徴的なシーンで花の芽吹きをイメージさせる2部からこのタイトルとなりました。皆様の心にも大輪の華が咲きますように。

 

未だこの地上になにものも存在しない頃、神々が集まってきて人々の調和する大地、アイヌモシリを創るための相談をした。モシリ・カラ・カムイ(大地・創造、神)という男神、イカ・カラ・カムイ(花・創造・神)という女神がそれぞれ、大地創造のために降臨された。

この2人の神はレェプ・カムイ(犬神)とコタン・コロ・カムイ(梟神)と共にアイヌモシリを創った。モシリ・カラ・カムイは山や野原、川をつくり、イカ・カラ・カムイは樹木や美しい草花をつくったあと、今度は粘土を使ってクマやウサギなどの動物たちを創っていった。最後に、2人の神は互いに似せた男女を創った。

アイヌモシリの創造が終わると高い山の上の広い平野(シノッ・ミンタラ)に他の神々が訪れ、見事に出来上がったアイヌモシリを見て喜び合った。アイヌ(人間)は初め洞窟に住んでいたが、やがてシノッ・ミンタラに姿を表して神々と交流するようになり、神々に踊りや歌・言葉を教わった。やがてアイヌは神の生活をまねて地上に家を建て、火や道具を使って住むようになった。

2014年「神煒~しんき~」、2015年「嵩音~かさね~」の作品の題材になったお話よりも前のお話。エピソード1になります。

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​歌詞

滝の飛沫も
石狩川よ
アイヤーコーリャセー


躍る銀鱗
カモメの唄に
心高鳴る
波の上


花の芽吹きのな
音色に染めて

揺れるともしび
ひとひらに
祈り
風に乗せ


果てしなき途
一筋の光
高鳴る鼓動
解き放て空に

舞い上がれ高く
暁の風
輝く芽吹きよ
咲き誇れ永久に

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