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紲伊<せつか>
テーマ~国産み~
華原中国海月の如く漂いて
未だ国として成り立たず閉じる
何も無い海が広がっている葦原中国(あしはらのなかつくに)イザナギ・イザナミが天沼矛(あまのぬぼこ)で海をかき混ぜ淤能碁呂嶋(おのごろじま)をつくり、そこに降臨する
葦原中国に島を作るためイザナギ・イザナミは結婚するが、プロポーズがイザナミ(女性)からだったためできた子供(島)は不安定で消えてしまう
2回目の結婚はイザナミ(男性)から猛烈アプローチをしてプロポーズ
これ以降にできた子供(島)は安定していた
葦原中国には多くの島ができ、人や村が産まれたことで豊かに繁栄して行く

<歌詞>
綻びし 海が晴れ 射し込むは
あたたかな 一筋の 光
エンヤーレンソーランソーラン
ソランソーランソーラン
四面煌めき 舞い踊る波の 花に尋ねる
我らの光 照もがな みどりこを抱いて
浮橋と 見ゆる 波間より
萌し芽よ 昇り咲き行け
とわに花めけ

<語り>
葦原中国(あしはらのなかつくに)
海月の如く漂いて
未(いま)だ国として、成り立たず
天神(あまつかみ)の指令を受け
二柱(にちゅう)の神が立ち上がる
承りし天の沼矛(ぬぼこ)を振るい
海を掻き鳴らし
芽吹いた島へ浮橋より天降る(あもる)
八尋殿(やひろどの)を立て
漂える中国(なかつくに)を
瑞穂(みずほ)の国となすため
天御柱(あまのみはしら)を行き巡り
それぞれ儀礼(ぎれい)へ向かう
柱を巡り出会いし神は 新たな息吹(いぶき)を紡ぎ出す
葉雫(はしずく)のごとく 産み落とされし島々
行く先知らぬは 風に舞う葦の船
うねる波間に攫われて 再び荒海へと立ち戻る
見渡す限りは 金色(こんじき)の波波
火輪(かりん)のもと ひかめく繚乱の光を手に
今 輝く 向後(きょうこう)へ

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